射出成形の作業を、より効率化するために。
自動化装置の設計・製造もニップラ。
ロボット産業の一翼を担っています。
昔は、射出成形機1台には1人の作業員がつき、成形品を型外へ取り出す等を人間が手作業で行うのが常でした。このような手作業の改善を目的に、射出成形品自動装置というものが開発され、いまではニップラの第二の柱事業にまで成長しました。いわゆる、「自動化装置」です。
お客様のご要望にお応えするべく、技術習得・開発を進め、検査装置や製品組立装置等の高度な技術を要する後工程の設計・製造も行っております。
“技術のニップラ”として、メンテナンスはもちろん、機械設計・制御技術でも革新を続け、自動車部品・医療用具・食品容器・DVD等メディア関連など、多種多様な業界・市場での生産性・品質の向上に貢献しています。
当社の「自動化装置機」や「自動化システム」は、お客様からの悩み相談から誕生した、すべてオーダーメイド商品(専用機)です。
例えば、「バリ取り検査を自動で行うことはできないか?」という相談から「バリ取り検査自動機」を生み出しましたし、「24時間生産したいが、作業員を24時間働かせるわけにはいかない」「熱くて、人が触れない危険な作業を機械化できないだろうか」など、他にも、商品化のもととなった、お客様からのご要望は枚挙に暇がありません。
ニップラでは、お客様からのどんな難しいご要望にも耳を傾けます。技術面においては「できません」と言ったことがないのが自慢です。どのようなオーダーをもカタチにできる「創造力」と「実現力」。これも当社の大きな特徴のひとつです。
ニップラはお客様満足度を限界まで追求します。見積⇒仕様の打ち合わせ、および、所内立ち会い検査後の設計変更など、お客様が納得・ご満足いくまで、何度もプロセスを繰り返し、自動化装置とシステムの完成度を高め、磨き、お客様の理想をいっしょになって追求していきます。
JSW社製射出成形機と、ご注文いただいた自動化装置を事前にドッキングさせておき、所内立ち会い検査を行えることも、当社独自の強みです。この事前工程により、施工期間が大幅に短縮できます。(下の項目をご覧ください)
ニップラの自動化装置・自動化システム。特徴はソフトの面だけではありません。JSWグループならではのメリットもあります。それが、無駄のなさです。他企業と違い、JSWの同じ敷地内で、事前に射出成形機と自動化装置を合わせての作動確認が可能だからです。
一般的な作業フロー:〔デメリット〕お客様の工場で初めて、射出成形機と自動化装置をドッキングさせるため、万が一、作動確認で初期の不具合などを発見した場合、お客様の工場内で、調整を含めたすべての作業を行わなければなりません。その間は機械を停止するなどロスが生じます。
ニップラだけの画期的な作業フロー:〔メリット〕JSWとニップラは、同じ敷地内にあります。JSWの射出成形機と、ニップラ社製の自動化装置を、事前にドッキングさせ、作動確認を行い、入念な確認を行った上で、お客様の工場へ納品できます。作動確認済みの状態での納品ですので、納品後、すばやく稼働。お客様の時間を無駄にいたしません。
製品が完成して出荷されるまでには、部品の製造(成形)・組み立て・検査・箱詰めなど、いくつもの工程があります。この工程の一部またはすべてを、人間の手作業に代わって、機械が自動的に行うのが「自動化装置」です。品質の安定化、クリーン化、省人化によるコスト削減など、たくさんのメリットがあります。
ニップラの自動化装置はいずれも、お客様とご相談の上で設計を行うオーダーメイド(専用機)です。そのため、スピードや安定性、耐久性などの点で高い評価と、ご満足をいただいています。
詳しくは、こちらの「自動化装置」のページで。
インサート成形は、インサート品(金属部品やナット等)をプラスチック樹脂で被覆することにより、プラスチック樹脂とインサート品を一体化した複合部品を作る工法です。
生産能力はもちろん、提案力・設計力・検査能力など総合的な技術が求められます。ニップラでは、コストと性能の両立を考えたベストなご提案を通じて、お客様のご要望・リクエスト・アイデアをカタチにしていくお手伝いをしてまいります。
詳しくは、こちらの「インサート成形」のページで。